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パシフィックニュース

VOCAでコミュニケーションの扉を開く

AAC(コミュニケーション)

VOCAでコミュニケーションの扉を開く

VOCAでコミュニケーションの扉を開く

VOCAアクティビティワークショップ紹介

事業開発本部AAC事業課エーブルネット係 関根彩香

2019-11-15

コミュニケーションとは、双方向のやりとり(意思疎通)によって成り立ちます。しかし、障害によって発語が難しい場合は一方向でいつも受け身になりがちです。障害がある子どものコミュニケーションを考える時には、気持ちを伝えるための発信方法や手段について考えることが大切です。そんな時に活用できるひとつの手段が、VOCAです。
 

お子さんがVOCAを使用する場合の役割

① 遊び(活動)を通して、「~したい」「もっとやってみよう」という意欲や好奇心を育てる。

② 受け身になりやすい生活がVOCAを活用することで本人が主体的・自発的に発信できる。

③ 文字を獲得していない場合でも音声によってコミュニケーションが取れる、など。


 

VOCAアクティビティのご紹介

①因果関係の理解を促す
 
まずは自分がスイッチを押したから動くという因果関係の理解を促す活動の一例です。


びっくり箱


 
②選択の機会をつくる

色水ミキサー


 
他に、給食やお家での食事場面にも活用できます。VOCAにおかずの写真を貼り、それぞれ録音します。食事介助が必要な子でも、食べさせてもらうだけでなく、自分で食べたいものを選んで伝える機会になります。最初は1品からはじめたり、週に1回と決めて取り組むのも良いです。
 
③集団での活動

じゃんけん陣地取りゲーム



 
他に、「だるまさんがころんだ」「いすとりゲーム」なども工夫することでみんなで楽しめます。
 


 

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VOCAなどの支援機器を利用して、多くの人と関わる時間を増やす
 
子どもたちが本来持っているコミュニケーション力を広げていくためには、「~したい」「もっとやってみよう」という子ども達の意欲や好奇心など、子どもたちの心を育てることが重要になります。この意欲や好奇心を伸ばすためには、その遊びやコミュニケーションが子どもにとって魅力的なものかを考える必要があります。子どもによって、ぬいぐるみ、音、光、色、形など、どんなモノ・コトに興味を示すかはみんなそれぞれ違います。支援者は、様々なモノ・コトを試して、子どもが何に興味を示すのかをよく観察してあげることが大切です。
 
私たちは、「VOCAなどの支援機器を利用して、多くの人と関わる時間を増やすこと」で、「自発的・主体的に自分の気持ちを伝えることができ、地域において自分らしく生きることができる」と考えています。

そのためには、VOCAの活用が学校の中だけや家庭の中だけと分断的ではなく、一連の生活の中で楽しみながら取り組める環境をいかにつくれるかが大切です。その中で、得意なことを十分に発揮する機会、苦手なことにもチャレンジして達成感が味わえるようにします。

これらの経験が蓄積されて自分でできる喜びを存分に味わうことで、またやりたい・もっとやりたいと思えるようになっていきます。

「アクションディクショナリーVOCA活用のヒント集」とは

肢体不自由の未就学児、学齢児のお子さま向けに、学校や社会の中での活動場面に応じたVOCAやスイッチを活用するためのヒントを提供しています。現在、各科目のテーマに応じたVOCAの使い方を掲載しています。

また、ご使用になられたご感想、もっとこんなことしたい!、こんなテーマもほしい!、ここが使いにくい…などなど、より活用していただきやすいディクショナリーにするために、皆さまの声も募集しております。よろしければご活用ください。


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