第54回
日本リハビリテーション医学会学術集会に出展します。

弊社では、今年も展示と共催セミナーを行います。 展示では、通年に引き続き、脳卒中リハビリテーションにおけるリハビリテーション機器、装具、評価機器を展示いたします。みなさまのご来場をお待ちしております。

大会にむけてごあいさつ

第54回日本リハビリテーション医学会学術集会が 2017年6月8日(木)~10日(土)の3日間、岡山の地で開催されます。
会場は、岡山コンベンションセンターを中心に6つの会場で開催されます。
大会長 川崎医療福祉大学 学長 椿原彰夫先生のもと、テーマを「エビデンスに基づく地域包括ケアシステムの推進」として、現在、全国の地域で取り組みがなされている厚生労働省が提案している2025年に向けての地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築に対してエビデンスのあるセッションがなされます。
弊社では、当学術集会への取組は、展示と共催セミナーです。 展示では、通年に引き続き、脳卒中リハビリテーションにおけるリハビリテーション機器、装具、評価機器を展示いたします。
ぜひセミナー、展示ブースにお立ち寄りください。

共催セミナー

日時
2017年6月10日(土) 12:40-13:40
会場
ANAクラウンプラザホテル岡山 第6会場 1F 曲水東

座長
三上 靖夫 先生 (京都府立医科大学病院 リハビリテーション科 リハビリテーション医学教室 病院教授)
演者
長谷 公隆 先生 (関西医科大学附属病院 リハビリテーション科 診療教授) 

テーマ
「下肢装具療法による運動療法に基づく歩行再建」
内容
長谷先生には、運動学習を基盤とした下肢装具療法の理論や考え方をお話しいただきます。また、急性期である関西医科大学さまと回復期リハビリテーション病院さまとのリハビリテーション、装具での病院間連携に関しての今後の期待もご講演頂く予定です。詳細は抄録をご覧ください。

抄録

テーマ「下肢装具療法による運動療法に基づく歩行再建」

長谷 公隆 先生 (関西医科大学附属病院 リハビリテーション科 診療教授)
麻痺性疾患における歩行再建において、下肢装具療法は、関節運動の自由度を制御することで課題特異的練習(task-specific practice)、すなわち歩行運動の再現を可能にし、運動学習における「‘repetition’ and ‘intensity’」の原則に基づいて、移動手段としての安全性、安定性、そして効率性を高めるための重要なツールとなる。下肢装具からの感覚入力は触覚フィードバック(haptic feedback)として処理され、セラピストのもう一つの手としての役割を担う。一方で、歩行運動における自由度に制限を加えた場合には、麻痺筋の不使用や歩行リズム形成を促す感覚入力の欠落を招く場合があることに留意する必要がある。 長下肢装具(KAFO)は、能動的な歩行運動、つまりトップダウン制御による歩行が困難な患者に適用される。
 したがって、ボトムアップに基づいた運動学習の展開、すなわち、歩行リズムに寄与する感覚入力を付与し得る構造が要求される。立位アライメントを整えて麻痺肢荷重を促し、二足立位制御に麻痺肢を参加させるだけでも、覚醒向上を含めたボトムアップ学習が実現できるが、歩行リズム形成には、立脚期における下肢伸筋群を促通する荷重受容器(load receptor)と、振り出しに必要な下肢屈曲運動を促通する股関節屈筋群の伸展受容器を賦活できるような下肢装具療法が求められる。歩行練習では、倒立振り子運動の再現が原則となる。KAFOによって膝関節が伸展位で固定された状態では、必然的に内側広筋群の賦活は困難である。短下肢装具(AFO)による歩行は、日常生活での実用的な移動手段となり得るため、長期使用で起こり得る変化や生活用具としての利便性、装着性を考慮した処方が必要になる。麻痺肢の機能回復を目指す段階では、歩行周期を形成するための運動エネルギーを麻痺肢で管理させる練習を優先する。その第一段階は、足先部クリアランスを得たうえで、膝伸展位での踵接地に基づくheel rocker形成によって、立脚期に位置エネルギーを蓄える歩行の再現にある。倒立振り子運動を実現するためには、足関節の側方安定性を確保したうえで、床反力ベクトルが膝関節上を通過するように、底背屈運動を制御する。例えば、立脚初期に膝折れが起こると位置エネルギーが得られなくなるので、AFOによって底屈制動を管理しながら膝関節伸筋群促通を課す。日常生活でのAFO使用によって歩行速度やバランス能力は改善し、裸足での歩行能力の改善、すなわち装具による‘therapeutic effects’が得られることが確認されている。
  一方で、AFOを用いた歩行によって安全性、安定性、効率性が確保されると、そのAFOを信頼した歩行が学習される。これは、運動学習における規準モデルでの信頼度割り当て問題(credit assignment problem)として知られている。装具使用の有無にかかわらず、集中的なリハ介入終了後に楽な歩き方へ収束していく過程で、異常な歩行パターンが習得されてしまうと、それを矯正する装具の受け入れが得られにくい場合が多い。移動手段としての歩行を担保しながら、麻痺肢の機能回復を目指していくためには、下肢装具療法に関する情報共有が重要な課題となる。この問題を打開する手段として、片麻痺歩行に関する動画を用いた情報共有と下肢装具脱着式ロボットによる歩行再建に関する話題をご紹介する。
(本講演内容の一部は国立開発法人日医療機構の 「未来医療を実現する先端医療機器・システムの研究開発/先端医療機器の開発」の支援によって行われた。)

展示のご案内

日時
2017年6月8日~10日(土) 
会場
ホテルグランヴィア岡山 〒700-8515 岡山県岡山市北区駅元町1番5
主な展示品
以下にご案内します。

ゲイトイノベーション

病院備品用長下肢装具

ゲイトソリューション

歩きやすさ・履きやすさを備えた短下肢装具

ゲイトジャッジ

歩行計測機器

MUROソリューション)

上肢リハビリテーション電気刺激装置