本製品には2つの調整機構があります。ひとつは底屈制動力の調整機構、もうひとつは初期角度の調整機構です。
この2つの調整をおこなうことにより、個々の装具装着者に適合した短下肢装具に設定することができます。



 ■底屈制動力の調整

油圧ユニットの調整軸をまわして油圧弁の開閉量を調整する ことで、底屈制動力を変化させることができます。

1. 調整軸用セットスクリューを付属のM2用六角レンチで緩め、調整軸を回転できるようにしてください。

2. 調整軸をマイナスドライバーで回転させ、適切な底屈制動力に設定してください。
※底屈制動力は、抵抗のない(やわらかい)状態から半固定の状態まで任意に設定することができます。

油圧ユニット上部に1から4までの刻印がついています。
刻印を目安に調整をおこなってください。
(2.3や2.45など細かな設定が可能です。) 調整軸は1回転の中で弁の開閉量を変える仕組みになっていますので、スピンドル方式のように回転数を考えながら調整をおこなう必要がありません。
底屈制動力は、訓練方法、体重、身体的状態、歩容などにより異なります。医師の処方や訓練などの中で、歩行を見ながら適切な底屈制動力に設定してください。



3. 調整軸用セットスクリューを締め、調整軸を固定してください。
 ■初期角度の調整

油圧ユニットのロッドキャップを交換することにより初期角度を背屈0度と5度の2段階に変更することができます。
また、カムを削ることで初期角度を底屈方向に調節することができます。


1. 調整軸用セットスクリューを付属のM2用六角レンチで緩め、調整軸を回転できるようにしてください。
2. ロッドキャップを適切な高さのものに交換します。
※初期角度は靴を履いた状態での歩行時の遊脚相における、つま先と地面とのクリアランスを確認したうえで調整してください。

3. 1と逆の手順でロッドキャップ用セットスクリューを締め、ロッドキャップを固定してください。
4. 靴を履いた状態で静止立位をとり、カムの押し込みが強い場合はカムを削り、適切な底屈角度に調整してください。

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